iOS9.3 とMDR EX750BT
music が始まってしばらくの間、iPhone と iPod 2台持ちで暮らしていましたが、iOS 9.3 が出たのを機会に、もう一度 iPhone だけの生活に戻ってみました。
というのは、9.2までは一部のスマートプレイリストを一括ダウンロードしようとすると music アプリが落ちるという問題が発生していたのですが、どうやら 9.3 でそれが解消された模様。スマートプレイリストを一括してダウンロードしておけば、プレイリストのライブアップデートにより順次中身が入れ替わり、Wi-Fi に接続すると勝手にダウンロードして入れ替えてくれるので、母艦につないで同期する手間が省けて非常に都合が良いのです。
こうして iPhone を音楽プレイヤーとして使うようになるとやはりイヤフォンの線が目障りになってくる。なにやら次期新機種ではそもそもイヤフォンジャックすらなくなるとかなんとか。
で、ついつい買ってみました、h.ear in Wireless 。
お値段はソニーの最新機種だけあってそれなり。同型番の有線イヤフォンがすでに9,000円割るくらいのお値段になっているのに、ちょっと高いかな、という気もします。
筐体はプラスチックですからまあ質感は高級ではないにせよ、梨子地の入った表面処理で遠目にはさほどチープさは感じられません。首かけ部のデザインはすっきりしていて好印象。
肝心の音は、意外と良いです。今までありがちだったいかにも低音をブーストしたような妙な味付けがなくて、全帯域にわたって平均的な伸びが感じられる爽やか系とでもいいましょうか。これが今の「ハイレゾ」流行の音作りなんでしょうね。それと、遮音性がかなり高い。普通の丸型シリコンイヤーピースだったのでそれほど遮音性は期待していなかったのですが、これも意外でした。この機種を装着して自転車になんか乗ったら危険きわまりない、という印象。
電源のオンオフ、BT接続時に “Power On” とか “Bluetooth Connected” とかいちいち英語で言ってくるのも最近の流行りなんでしょうか。
特に防水・防滴に気を配った風もないしすでに書いた通り遮音性が高いので、スポーツ用には不向きですが通勤用には重宝しています。