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harman /kardon AE

Photo 128新iPhoneの発表とか、今度はどこもiPhoneを出すとか盛り上がってるようですが、いつものように我が道を行きたいと思います。

さて、大枚はたいて買った音茶楽さんの直前に使っていたイヤフォンが、 harman /kardon AE というやつ。” Extended Bass ” と銘打たれているだけあって、どちらかというと低中音寄りの音。ベースラインの動きがよく感じ取れますし、ボーカルも前に出る感じで出てくるので歌ものには良いかも。しかしさすがに音茶楽の粋に比べると高音の華やかさに欠けるのと、はじめのうちは、いまひとつ音の分離が良くないというか何か全体に薄皮をかぶせたようなもやもや感があって、実はそのせいで音茶楽にまで行ってしまった、ということもあるのですね。

で、ちょっと事情があっていったん「粋」にお休みをしてもらってもう一度取り出して、iPod classic につなげてみました。もちろんお値段が3倍ほどもある「粋」と同じ土俵で比べるわけにはいきませんが、付属してくるコンプライのイヤーピースを使うと遮音性は断然こちらが上なので、移動中に音楽を聴く分にはAEもけっして悪くないと思います。若干高域下がり気味なのも、音源によってはかえって音源自体のアラを隠す方向で働くので、一概に悪いとも言えません。40~50年代のオールド・ジャズあたりは低域が補強されつつヒスノイズが減少するので、なかなかいい味を出してきます。そんなことをつぶやいたら、TL上で「JBLのパラゴンみたい」という感想をいただきました。モニターとして音の良し悪しをそのまま表現するよりは、楽器のような音作りという意味ではそうなのかもしれませんね。まあ私はパラゴンとか実物は見たことないんですけど。

モノの造りとしても対照的なところがあって、「粋」のようなソフトなケーブルではなくAEには固めのケーブルが使用されています。やや取り回しに難があるという評もありますが、一方で固めのケーブルはからみにくいという利点もあるのでこれはもう好みの問題かも。私は決して嫌いではないです。

そんな訳で、華やかな音の反面、音源の良し悪しをダイレクトに伝えてくる「粋」と、やや地味ながら音源のアラをうまく隠して「音」の良し悪しでなく「音楽」に目を向けさせてくれるAEと、使い分けてみる今日この頃です。