カテゴリー : Music

ライブラリに追加した曲を iOS 機に自動でダウンロードする

Apple Music 開始からはや半年。おかげさまで新譜もいままでになくチェックしているこの頃です。

ところで、出先ではストリーミング環境がないので、出がけに曲をダウンロードしておかないといけないのが微妙に手間がかかるんですよ。と、つい数日前まで私は思っていました。

しかし、実はスマートプレイリストをダウンロードしておくと、スマートプレイリストの中身が更新されるとプレイリスト内の曲は自動でダウンロードされるんですね。これは意外に便利。たとえば、☟のような条件で、Apple Music で未再生の曲だけを集めたプレイリストを作っておきます。

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で、このプレイリスト全体を iPhone 上でダウンロードしておけば、新しく曲をライブラリに追加するたびに、自動でその曲がダウンロードされるようになります。

おお、これは意外に使える小ネタですね。

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 MUSICの時代にあえてiPodを復活させてみた

IMG_3261前回の投稿に続いてMusicの感想を。

  • iTunes Store の曲が全曲Music で提供されているわけではない(洋楽系でも今売れ筋のものは見つからないことも多い)のはもちろん、Musicでストリーミング可能であってもダウンロードできない曲もあるみたい。iTS で「アルバムのみ」となっている曲がダウンロードされてされてこないアルバムがあったりする一方、別にこだわりなく全曲落ちてくるアルバムもあるようです。そのあたりはおそらくレーベル(アーティスト)側のポリシーなのでしょう。
  • アーティスト側の対応も日々変わっているようで、たとえば、いつの間にか矢野顕子のアルバムがごっそりとMusicから消えていたりする。(なんと残念な…)
  • 結局、音楽提供側としては、全曲再生可能な試聴の場を提供しました、という立場のようで、DRMフリーで複数デバイスで聞きたいなら、やっぱりダウンロード販売のチャネルから買ってください、ということなんですね。
  • Musicとローカルライブラリの統合、とおっしゃるけど、DRMの件やダウンロード可能デバイスの縛りはもちろん、一つのデバイス上で再生した再生記録が他のデバイスに反映されたりしなかったりするような。おかげで、再生回数や再生日をキーにしたスマートプレイリストが、だんだんデバイスごとにばらばらの中身になってしまうのがどうもいただけない。
  • と、いうわけで、ローカルのライブラリ専用に、この際、iPod nano を復活させてみました。iPhone でMusicを利用する場合、iCloudミュージックライブラリをオンにしないとMusicからアルバムやプレイリストをダウンロードすることができないのですが、そうするとせっかくCDからロスレスでリッピングしたローカルファイルをiPhoneに同期させることができなくなっちゃうんですよね。ちょとそのあたりもやっとするので、この際iPhoneはMusic専用に割り切ることにしました。nanoの極小タッチディスプレイはお世辞にも使いやすいとは言えませんが、その代わり横の物理ボタンでほとんどの操作は可能ですし、ボタン長押しで曲名を言ってくれる機能もiOSにはないですから。
  • 欲を言えば、iPodをアップデートしてせめてMusicの曲を転送できるようにはしてほしいし、ラブもできるようにして欲しいところですが、やはりそうはならずにiPodファミリーは近い将来消えてゆくのでしょうか。。

Apple Music , iTunes 12.2 など

150702-0003果たして日本で始まるのかどうか、やきもきさせられましたが、何はともあれ 7/1 から日本でも無事サービス開始されたので、早速夜中に iOS を OTA でアップデートしていじくってみました。

  • なんと、アイコンがあまちゃん!
  • あまり興味がないのでよく調べていませんが、どうやら邦楽の登録はかなり少ないようで、iTS と日本音楽業界との微妙な距離感を感じずにはいられません。
  • それに比べて、洋楽勢が充実しているので、洋楽大好きおじさんにはたまりません。あのアルバムもあのアーティストもと検索していると時間を忘れそうです。
  • ローカルにもダウンロードできますが、再生すると自動的に消えてなくなるらしい。ダウンロードされた曲は、Apple Music というフォルダに、.m4p形式でDRM付ファイルとして保存されています。ダウンロード先のデバイスと紐付けされるらしく、他のデバイスでダウンロードした曲を別のデバイスに同時にダウンロードして保存することはできません。それをしたかったら、iTS で買ってね、ということらしいですね。もしかしたらファミリーコースではダウンロードできるデバイス数が増えるのかな?
  • 実際に Music が始まるまでは、先行してサービスが提供されている、iTunes Match との関係がよく理解できなかったのですが、どうやら、iTunes Match は iTS で販売取り扱いのない曲を iCloud 経由でストリーミング可能にするサービスとして今後も残るらしい。それなら iTunes Mismatch でしょ! 冗談はともかく、マッチしない曲をたくさん保有する我が身として、iTunes Match も続けなければならないかな、という気がしています。
  • iPhone で外出時に4G通信経由で使うのはさすがにためらわれますが、お出かけ前にダウンロードしておく手間さえ厭わなければ、いろんな曲と出会うための良いチャンスになりそう。

というわけで、あまちゃんアイコンだとか、アプリ自体の不安定さ、一部でアートワークを勝手に変えちゃうとか無視できないマイナス要素もありますが、総じてまずまずのサービスではないでしょうか。で、3ヶ月お試し期間後の自動更新をオフにする記事がひどく人気なようですが、みんな無料期間が過ぎたらやめちゃんですか?ちょっとそれは個人的には信じられないな、と。iTunes Match を含めても年間 CD 5~8枚ぐらいの値段で済むわけですから、洋楽好きなリスナーなら元は取れると思いましたです。

Open Well Tempered Clavier

BaⒸh to BachKimiko Ishizaka さんのCCライセンスによるクラシック録音は、Bach のゴルドベルグ変奏曲から始まりましたが、その第2弾として、同じくバッハの平均律クラヴィア曲集第1巻がこの春から公開されています。

もちろん落として聞いてみましたが、なかなか端正なピアノです。楽譜もPDFで付いてきますから、学生さんなどにもいいのではないでしょうか。

次は第2巻と思いきや、ショパンの24の前奏曲をプレイエルの古楽器で演奏とのこと。こちらも楽しみです。

Jazz Night in America

 

Jazz Night in America最近、気に入ってよく見ているのが、NPR.org の “Jazz night in America” というプログラム。今をときめくジェイソン・モランやロバート・グラスパーから、ベネズエラの学生ビッグバンドまで、なかなか興味あるコンサート映像を届けてくれています。最近見たお気に入りの映像からいくつか。

  • Home Cooking: The Philadelphia Jazz Organ Tradition In Concert:ジャズ・オルガンをフィーチャーしたジャムセッション。ホーン奏者のなかでもお爺ちゃんサックス奏者の存在感が際立ってる。
  • Anat Cohen & Choro Aventuroso At Jazz At Lincoln Center:イスラエルのクラリネット奏者とブラジルの音楽家とのコラボレーションによるショーロ音楽。いわゆる「ジャズ」の概念からはやや離れるようだけど、実はかなり即興的でアグレッシブな演奏を聴かせてくれる。

あと、まだ見てないんだけど、クラシカルな弦楽四重奏をまじえた、Akua Dixon At Central Brooklyn Jazz Festivalとか、強面スキンヘッドとは似つかわしくない繊細な音色のアルト奏者、ミゲル・ゼノンのMiguel Zenón’s ‘Identities Are Changeable’とかも興味深い。その他たくさんのアーカイブ映像・音源が多数公開されています。

最近買った音楽

新しいMacBook良さげですね。そこそこ非力な感じを漂わせているのもいとをかし。時計の方は今は論評はしないでおきます。

さて、近況報告がわりに、最近耳に残った音楽とかについて。

  • 森ゆに「シューベルト歌曲集」:「雨と休日」というオンラインショップで見つけました。古典音楽を古典らしくなく、肩肘張らない歌声で歌っているのが魅力。
  • 吉田慶子:近作が月刊ラティーナで高く評価されていたので、気になっていたボサノヴァ歌手。ショーロクラブの笹子さんのギターで歌っているナラ・レオン集をたまたま図書館で見つけて借りてみたらかなり良かったので、森ゆにさんのCDと一緒に「雨と休日」さんから買ってみました。ミニマムなピアノ伴奏とともに、ささやくように、しかしポルトガル語のリズムを大事にした歌声が心休まる。
  • Alfredo Rodriguez “Invasion Parade” :これはたまたま見かけた Youtube のこちらの動画がなんだかぶっ飛んでいて、どんな人なのかと思って、とりあえず最近作を iTS で買ってみた。キューバ出身の若手ピアニストで、調べてみると昨年ブルーノート東京とかに来ていたらしく、ライブのレビューも出ていたり。同じキューバ出身のゴンサロ・ルバルカバとか近頃えらく円熟してきて、若い頃の弾きまくりを期待して新作を聴くと欲求不満になるんだけど、アルフレドさんはとにかく若い。リズムもハーモニーも鋭いなかなかに尖った音楽ですが、題材はグァンタナメラとか、キサス・キサス・キサスとかラテンど真ん中を突いていて、売れ線を意識してます。実際エスペランサ・スポルディングとかバックコーラスで呼んでるし。

最後にご紹介したキューバ人を除けば、どちらかというと静かな音楽が多くて、私も円熟したかな、などと思う次第で。

 

Brandee Younger 4tet

141107-0001少し更新をさぼったかな、と思っているともう3ヶ月も経っていました。この間も、長らく噂のあった林檎印腕時計やら OS X 10.10 やらの発表はありましたがなんだかいまいち書こうという気が起きなかったのですね。当サイトも一応 Mac系その他系なのですが、まあしばらく「その他系」で攻めてみようかな、と。

ということでひさしぶりに音楽の話題を。私の場合、新しい音楽はいつも Podcast から入ってくるのですが、これは異色なハープ奏者がリーダーを取ったジャズカルテット。4tet という書き方がなんだかもやもやしますが、まあしょうがない。味付け的にハープが入るジャズ作品はときどきありますが、ハープがリーダーを取るのは珍しい。ずいぶん昔の作品では、50年代後半から活躍した、Drothy Ashby というプレイヤーがおりまして、ベイシー楽団の Frank Wess がハープに乗せて軽やかなフルートを聞かせてくれていた、” In a Minor Groove” あたりは名盤と言えましょう。それはもうスィング・ジャズの時代の話ですが、こちらの Brandee Younger さんは、ハープという楽器のイメージからは想像のつかないロックビートに乗せて、70年代フュージョン風なフレーズを聞かせてくれます。ハープの響きが、クラシックよりはむしろアフロな雰囲気を醸し出してくれるんですね。アフリカの民族楽器で、Kora(コラ)というやつがちょうどこんな感じの響きがするんですよね。ハープに絡むソプラノとテナーもなかなか良い。独特な世界感を聞かせてくれるアルバムです。

ちなみに、iTS にも出ていますが、Bandcamp.com ならもうちょっとお安く買えるようです。